楽天モバイルとは?特徴・料金・デメリット・エリアまでシニア向けに総まとめ

赤いスマホを手に親指を立てて笑顔の女性

このページでは、「楽天モバイルとはどんなサービスなのか」を、特徴・料金・メリット・デメリット・通信エリアまで、初めての方にも分かりやすく順番にまとめます。 難しい専門用語はできるだけ使わず、乗り換え前に知っておきたい基本に絞って解説します。

なお、料金やキャンペーンの内容は変わることがあります。 この記事は執筆時点(2026年7月)の情報に基づいていますので、最終的な金額や条件は必ず楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

本記事にはPRを含みます。

①楽天モバイルの基本と特徴

結論から言うと、楽天モバイルは、楽天グループが運営する携帯電話サービスで、自社の回線を持つ「4番目の携帯電話会社」です。 ドコモ・au・ソフトバンクに続いて自前の通信網を持ち、料金の分かりやすさを大きな売りにしています。 ここでは、楽天モバイルがどんなサービスなのか、基本的な特徴を整理します。

楽天モバイルの特徴は、大きく3つあります。
1つ目は、料金プランが「Rakuten最強プラン」の1つだけで、使ったデータ量に応じて毎月の料金が自動的に決まる点です。
2つ目は、専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うと国内通話が無料になる点です。

3つ目は、楽天市場などで使う楽天ポイントが貯まり、毎月の支払いにも使える点です。 それぞれの詳しい条件は、このあと順に説明します。

通信の仕組みも知っておくと安心です。 楽天モバイルは自社回線を中心に、電波が届きにくい一部の地域ではパートナー回線(au回線)も利用してつながります。

回線を意識して切り替える必要はなく、スマホが自動でつなぎ分けます。 実際のつながりやすさは「通信エリア・電波の実際」で取り上げます。

「4番目の携帯電話会社」という言葉には、単なる格安SIMではなく、自分たちの通信設備を持っている携帯電話会社だという意味があります。 大手3社と同じように、自社の電波で全国にサービスを提供しており、料金の安さと通信の両方を自社でまかなっているのが強みです。 だからこそ、分かりやすい料金と無料の通話を両立できています。

楽天モバイルのもう1つの特徴は、楽天グループの他のサービスとつながっている点です。 楽天モバイルを契約すると、楽天市場での買い物でもらえる楽天ポイントが増える特典があり、楽天のサービスをよく使う方ほどお得になりやすくなっています。 具体的には「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という仕組みで、対象プランを契約してエントリー(参加登録)すると、楽天市場での買い物ポイントが毎月4倍になります。 エントリーをしないと倍率は上がらない点と、この4倍分だけで見た場合は月2,000ポイントが上限になる点にご注意ください(出典:楽天モバイル公式「SPU(スーパーポイントアップ)」)。 貯まった楽天ポイントは、毎月の料金の支払いに充てることもできます。

データ通信の速さについても知っておくと安心です。 「Rakuten最強プラン」では、自社の楽天回線でも、電波を補うパートナー回線(au回線)でも、高速のデータ通信が使い放題です。 以前は使う回線によって速度に制限がありましたが、今はエリアをあまり気にせず使えるようになっています。

申し込みの窓口も複数あります。 インターネットの公式サイトのほか、全国の楽天モバイルショップ(店舗)や電話でも受け付けています。 パソコンやスマホの操作に不安がある方は、店舗で相談しながら申し込むこともできます。

なお、今使っているスマホをそのまま使うことも、新しい端末を一緒に購入することもできます。 手持ちのスマホを使う場合は、その機種が楽天モバイルに対応しているかを乗り換え前に確認しておきましょう。

覚えておきたい基本を、下の表にまとめました。

項目楽天モバイルの内容
運営楽天グループ(自社回線を持つ携帯電話会社)
料金プランRakuten最強プランの1つ(データ量で自動的に段階制)
通話専用アプリ「Rakuten Link」で国内通話が無料
SIMSIMカード・eSIMのどちらにも対応
ポイント楽天ポイントが貯まり、支払いにも使える

楽天モバイルは、SIMカードとeSIMのどちらでも契約できます。 どちらを選んでも料金やサービスは同じで、受け取り方と設定のやり方が違うだけです。 ご自身のスマホや好みに合わせて選べます。

SIMカードの場合

SIMカードは、電話番号の情報が入った小さなカードです。 申し込みの後に郵送で届き、スマホに差し込んで使います。

手元にカードが届いてから設定するので、目に見えて分かりやすいのが利点です。 スマホの操作に不安がある方は、こちらを選んでおくと確実です。

eSIMの場合

eSIMは、カードを差し替えず、スマホ本体に電話番号の情報を書き込む方式です。 郵送を待たずに、その日のうちに設定を進められます。

ただし、eSIMに対応した機種が必要です。 ご自身のスマホが対応しているか分からない時は、無理をせず、郵送されるSIMカードを選んでおくと安心です。

SIMカード(本体に差し込む物理カード)とeSIM(本体に内蔵)の違いの図
どちらでも契約でき、受け取り方と設定方法が異なります

シニア向けの注意点:「4番目の携帯電話会社」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、楽天モバイルは全国で多くの方が利用しているサービスです。 まずは基本の特徴をつかみ、気になる点はこのあと1つずつ確認していけば大丈夫です。 分からない言葉が出てきても、慌てず、あとの説明を読み進めてください。

②料金プラン(Rakuten最強プラン)の仕組み

結論から言うと、楽天モバイルの料金は「使ったデータ量で自動的に3段階」に決まる仕組みで、プランを自分で選ぶ必要がありません。 あまり使わなかった月は安く、たくさん使った月でも上限が決まっているため、料金の見通しが立てやすいのが特徴です。

データ利用量が3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・無制限3,278円と3段階になる料金プランの図
使った分だけ、自動で料金が決まります

執筆時点(2026年7月)の料金は、次の3段階です。 月のデータ利用が3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GBを超えて使い放題(無制限)でも3,278円で、いずれも税込みの金額です。 段階は毎月のデータ量に応じて自動で切り替わるので、使わなかった月に高い料金を払う心配はありません(出典:楽天モバイル公式「料金プラン」)。

「段階制」とは、使った分だけ料金が上がる仕組みのことです。 データ量の目安をお伝えすると、メールやLINE、地図の確認、短いホームページの閲覧が中心の方なら、1か月3GB以内に収まることが多く、月1,078円で済みます。

動画も少し見て20GB以内なら2,178円、動画を毎日たくさん見ても3,278円で頭打ちになります。 月ごとに使う量に波がある方でも、その月の使い方に合わせて自動で料金が決まるため、安心して使えます。

ご家族で申し込むと「最強家族割」が適用され、対象の回線それぞれが毎月110円引きになります(出典:楽天モバイル公式「料金プラン」)。 離れて暮らすご家族も対象にできる場合があります。 目安を下の表にまとめました。

月のデータ利用月額(税込)家族割適用時
〜3GB1,078円968円
〜20GB2,178円2,068円
無制限3,278円3,168円

65歳以上の方には、エントリー(参加登録)制の「最強シニアプログラム」もあります。 これはRakuten最強プランを使う65歳以上の方が対象で、毎月110ポイントが還元されます。 さらに、迷惑電話対策や通話のかけ放題などの対象オプションに申し込むと、毎月あわせて1,100ポイントが還元されます。

データ利用が3GBまでの月なら、ポイント還元分を差し引いて実質968円相当になります。 これは料金そのものが安くなるのではなくポイントでの還元のため、「実質」という言い方になる点にご注意ください(出典:楽天モバイル公式「最強シニアプログラム」)。

契約の時にかかる事務手数料は0円です。 ただし、同一名義で5回線目以降を契約する場合は3,850円がかかります。 事務手数料の詳細は楽天モバイル公式「契約事務手数料」で確認できます。 また、乗り換え元へ払う「MNP転出手数料」も、ドコモ・au・ソフトバンクの3社とも現在は原則0円です(出典:総務省「携帯電話ポータルサイト」)。

料金に含まれるサービスも確認しておきましょう。 通話は、専用アプリ「Rakuten Link」から発信すれば国内通話が無料です。 ショートメッセージ(SMS)も使えます。

さらに、スマホをインターネットの中継役にして、パソコンやタブレットをネットにつなぐ「テザリング」も、追加料金なしで使えます。 動画や地図を多く使う方にも向いています。

毎月の支払い方法は、クレジットカードのほか、口座振替やデビットカードなどが選べます。 また、最低利用期間や解約金はないため、使ってみて合わないと感じた時にもやめやすいのが安心できる点です。

ただし、端末を分割で購入した場合は、その支払いは解約後も残ります。 料金やキャンペーンの内容は変わることがあるため、契約前には最新の金額を必ずご確認ください。

毎月どのくらいデータを使っているかは、乗り換え後にmy 楽天モバイルで確認できます。 使った量が画面で分かるので、今どの段階にいるかを見ながら安心して使えます。

動画をよく見る方でも、料金は3,278円で頭打ちになるため、使いすぎて高額になる心配はありません。 反対に、普段はあまり使わない方なら、多くの月が最も安い1,078円で収まります。 自分の使い方に料金が自動で合う点が、この仕組みの一番の利点です。

他社から乗り換える時は、キャンペーンで端末代やポイントの特典が用意されていることがあります。 ただし内容は時期によって変わるため、契約前に必ず最新のキャンペーンページで確認しましょう。 料金の安さは毎月ずっと続く効果があるので、一時的な特典だけでなく、長い目で見た月々の負担で判断するのがおすすめです。

シニア向けの注意点:「最強シニアプログラム」はエントリー(参加登録)をしないと対象になりません。 ポイント還元も、対象のオプションに申し込んで初めて満額になります。

自動では適用されないため、対象の方は忘れずに登録しておきましょう。 キャンペーンは内容が頻繁に変わるため、具体的な金額や条件は必ず楽天モバイル公式「キャンペーン」ページでご確認ください。

③メリット

結論から言うと、楽天モバイルの主なメリットは「料金が分かりやすい」「国内通話が無料にできる」「乗り換えの手続きが簡単」の3つです。 特にシニアの方にとっては、毎月の料金の見通しが立てやすく、電話をよく使う方ほど通話料の節約につながります。

1つ目のメリットは、料金の分かりやすさです。 「料金プラン(Rakuten最強プラン)の仕組み」でお伝えした通り、使ったデータ量で自動的に段階が決まるため、複雑なプラン選びに悩む必要がありません。

2つ目は通話です。 専用アプリ「Rakuten Link」から発信すれば、国内への通話が無料になります。 長電話が多い方や、固定電話へよくかける方ほど、毎月の通話料を抑えられます。

3つ目は、乗り換えの手続きが簡単なことです。

今使っている電話番号は、そのまま楽天モバイルへ引き継げます。 以前は「MNP予約番号」という番号を、利用中の携帯電話会社から事前に取得する必要がありましたが、現在はMNPワンストップという仕組みを使えば、その番号を取得せずに楽天モバイルの画面だけで手続きが完結します。 仕組みの詳しい説明は、MNPワンストップとは?のページで取り上げています。

従来方式(予約番号を取得してから申し込み)とMNPワンストップ(申し込みだけ)の比較図
MNPワンストップなら、予約番号の取得をはさまず申し込みだけで乗り換えられます

実際の乗り換えは、大きく5つのステップで進みます。 事前準備をして、今の携帯電話会社で確認し、楽天モバイルに申し込み、回線を切り替えて開通を確認する、という流れです。 困った時の対処まで含めても、順番に進めれば初めての方でも迷いにくくなっています。

乗り換えの5ステップ(事前準備・今の携帯電話会社の確認・申し込み・開通確認・トラブル対処)の図
手順の詳しい説明は、お使いの携帯電話会社ごとの記事にまとめています

お使いの携帯電話会社ごとの具体的な手順は、次の記事で詳しく説明しています。 ご自身の携帯電話会社の記事を選んでご覧ください。

ここまでの3つに加えて、楽天のポイントとデータ無制限も見逃せない利点です。 楽天モバイルの料金の支払いでも楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントを次の月の料金に充てることもできます。 楽天市場や楽天カードなど、楽天のサービスをよく使う方は、生活全体でポイントが貯まりやすくなります。

また、データ通信が使い放題なので、動画や地図、ビデオ通話などを、残りのデータ量を気にせず使えます。 離れて暮らすお孫さんとのテレビ電話や、外出先での調べものも、通信量を心配せずに楽しめます。 特に、これまでデータ量を気にして動画を控えていた方には、大きな安心につながります。

通話が無料になることの価値を、もう少し具体的にお伝えします。 例えば、病院やお店の予約、離れて暮らすご家族との毎日の連絡、役所への問い合わせなど、固定電話や携帯電話へかける機会は意外と多いものです。

これまで通話料を気にして用件を短く切り上げていた方も、Rakuten Linkからの発信なら、時間を気にせず落ち着いて話せます。 電話をよく使う方ほど、毎月の通話料の節約を実感しやすくなります。

乗り換えで一番心配されるのが「電話番号が変わってしまうのでは」という点ですが、その心配は要りません。 今使っている番号はそのまま引き継げるため、家族や友人、金融機関などに番号の変更を知らせる必要はありません。

電話帳(連絡先)や写真などのデータも、番号が変わらないので基本的にそのまま使えます。 手続きの方法も新しくなり、乗り換えのハードルは以前よりずっと低くなっています。

これらのメリットは、組み合わさることでさらに実感しやすくなります。 例えば、電話をよく使いデータもそれなりに使う方なら、通話が無料になり、データも使い放題で、料金は使った分で自動的に決まります。

そこに家族割やポイント還元が加わると、月々の負担はさらに軽くなります。1つ1つは小さな利点でも、合わさると毎月の家計に効いてくるのが、楽天モバイルの良いところです。

シニア向けの注意点:Rakuten Linkの無料通話には対象外があります。0570などで始まる他社接続サービスや、188などの3桁の特別番号は無料の対象外です。

また、アプリを使わず、スマホに最初から入っている標準の電話アプリから発信した場合は、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかります。 無料にするには、必ず「Rakuten Link」から発信してください。 仕様は変わることがあるため、最新の内容は楽天モバイル公式「Rakuten Link」でもあわせてご確認ください。

④デメリットと対処法

結論から言うと、楽天モバイルのデメリットは「場所によって電波が弱いことがある」「キャリアメールが引き継げない」「通話アプリに慣れが必要」の3つで、いずれも事前の確認や設定で対処できます。 事前に知っておけば、乗り換えてから慌てずに済みます。

1つ目のデメリットは、電波のつながりやすさが場所によって異なることです。 楽天モバイルの自社回線はエリアを広げている途中で、建物の奥や地下などでつながりにくいと感じる場合があります。

対処法として、乗り換え前に、自宅や職場など普段よく使う場所が対応エリアに入っているかを確認しておくことが大切です。 確認のやり方は「自宅・生活圏で電波を確認する方法」で詳しく説明します。

2つ目のデメリットは、今使っているキャリアメール(〜@docomo.ne.jp などの、携帯電話会社が発行したメール)が原則として使えなくなることです。 対処法は2つあります。

1つ目は、乗り換え前に、GmailやYahoo!メールなど、携帯電話会社に関係のないメールへ登録先を切り替えておく方法です。
2つ目は、有料の「メール持ち運び」サービスを使う方法で、執筆時点(2026年7月)では月額330円(税込)で以前のメールアドレスを使い続けられます。 申し込みには期限があり、回線を解約してから31日以内に手続きする必要があります(出典:楽天モバイル公式「MNPワンストップ」)。

3つ目のデメリットは、通話を無料にするために専用アプリ「Rakuten Link」を使う必要があり、最初は操作に慣れが必要なことです。 対処法として、乗り換え後に一度アプリを開いて、電話番号の認証などの初期設定を済ませておきましょう。

設定さえ終われば、後はいつもの電話とほぼ同じ感覚で使えます。 なお、Rakuten Linkの利用には、iPhoneはiOS 14以降、AndroidはAndroid 9以降が必要です。

4つ目に知っておきたいのは、店舗の数が大手3社より少なめで、対面のサポートを重視する方には物足りなく感じる場合があることです。 対処法として、電話やチャットでの問い合わせ窓口が用意されているほか、公式サイトに操作の手引きもあります。

近くに楽天モバイルショップがあるかどうかを、乗り換え前に調べておくと良いでしょう。 困った時に相談できる場所を知っておくと安心です。

5つ目に、端末の値引きは大手3社ほど大きくありません。 ただし、今使っているスマホをそのまま使えば端末代はかからず、月々の料金だけで済みます。

新しい端末が必要な場合でも、乗り換えのキャンペーンでポイントが還元されることがあるため、最新の内容を確認しておくと良いでしょう。 どのデメリットも、事前に知って備えておけば、大きな問題にはなりにくいものです。

通話アプリの慣れについては、最初の設定さえ越えれば難しくありません。 乗り換え直後に、Rakuten Linkを開いて電話番号の認証を済ませ、試しに家族へ1回かけてみると、使い方がすぐつかめます。

1人での操作が不安な方は、この最初の1回だけご家族に手伝ってもらうと安心です。 慣れてしまえば、連絡先を選んで発信するだけなので、いつもの電話とほとんど変わりません。

電波が心配な方への対処も、もう1つお伝えします。 自宅にWi-Fiがあれば、Rakuten Linkの通話もインターネットもWi-Fi経由で安定して使えます。

自宅の固定回線をお持ちの方は、あわせて用意しておくと、屋内での不安がほぼ解消します。 デメリットは、対処法とセットで理解しておけば、乗り換えをためらう理由にはなりません。

主なデメリットと対処法を、下の表にまとめました。

デメリット対処法
場所によって電波が弱いことがある乗り換え前に生活圏がエリア内か確認する
キャリアメールが使えなくなる登録先を別のメールに変更、または持ち運びを利用
通話アプリに慣れが必要乗り換え後すぐにRakuten Linkの初期設定を済ませる

これらのデメリットは、どれも「乗り換えられない理由」ではなく「事前に備えておく点」です。 エリアの確認、メールの切り替え、通話アプリの初期設定、この3つを乗り換えの前後に済ませておけば、乗り換えた後に困る場面はほとんどありません。 準備しておけば安心して使い始められます。

シニア向けの注意点:デメリットは、どれも「知らずに乗り換えて後から困る」ことが問題で、事前に分かっていれば怖くありません。 特にメールの登録先の変更は、金融機関や病院など大切な連絡先ほど早めに済ませておきましょう。1日で全部やろうとせず、何日かに分けて少しずつ進めても構いません。

⑤通信エリア・電波の実際

結論から言うと、楽天モバイルは都市部を中心に広いエリアで使えますが、つながりやすさは場所によって差があるため、乗り換え前の確認がとても大切です。 「みんなが使えているか」ではなく、「自分がよくいる場所で使えるか」で判断するのが失敗しないコツです。

楽天モバイルは自社回線のエリアを年々広げており、あわせて、電波が届きにくい場所ではパートナー回線(au回線)も使ってつながります。 そのため、多くの地域で電話もインターネットも問題なく使えます。

一方で、建物の奥や地下、山あいの地域などでは、電波が弱いと感じることもあります。 これは楽天モバイルに限らず、どの携帯電話会社でも程度の差はあります。

大切なのは、平均的な評判ではなく、ご自身の生活圏で実際につながるかどうかです。 例えば、自宅・寝室・職場・よく行くお店や病院など、電話を使う場所は人によって違います。

楽天モバイルは公式にサービスエリアの地図を公開しており、住所や地図から対応状況を確認できます。 乗り換え前に、この地図で普段の生活圏を確かめておきましょう(出典:楽天モバイル公式「サービスエリアマップ」)。

もし自宅の電波が弱い場合でも、Wi-Fi(無線のインターネット環境)があれば、Rakuten Linkでの通話やインターネットをWi-Fi経由で快適に使えることがあります。 自宅にインターネット回線がある方は、あわせて検討すると安心です。 エリアは順次広がっており状況は変わることがあるため、最新の情報は上記のサービスエリアマップでご確認ください。

楽天モバイルには、自社の「楽天回線」と、それを補う「パートナー回線(au回線)」の2つがあります。 どちらの回線でも高速のデータ通信が使い放題ですが、屋内や地方では、つながり方に差を感じることがあります。

今どちらの回線につながっているかは、スマホの設定画面などで確認できる場合があります。 電波が弱いと感じた時は、どちらの回線につながっているかを見てみると、原因のヒントになります。

電波は、鉄筋の建物の奥や地下、エレベーターの中などでは弱くなりやすい性質があります。 これはどの携帯電話会社でも同じですが、楽天モバイルはエリアを広げている途中のため、場所によっては差が出ることがあります。 自宅の中でも、窓に近い場所のほうがつながりやすいことが多いので、電話が切れやすいと感じたら、置き場所を少し変えてみるのも1つの方法です。

お住まいの地域による違いも知っておきましょう。 都市部では自社回線のエリアが広く、多くの場所で快適に使えます。

地方や山間部では、パートナー回線に頼る場面が増えますが、電話もインターネットも問題なく使えることがほとんどです。 どちらにお住まいでも、大切なのは平均的な評判ではなく、ご自身の生活圏で使えるかどうかを、地図と実際の利用の両方で確かめることです。

速度の実感についても触れておきます。 楽天モバイルは、動画を見たり、地図やホームページを開いたりするのに十分な速さで使える場所がほとんどです。

時間帯や場所によっては速度が変わることもありますが、電話やメール、調べものといった普段の使い方で困る場面は多くありません。 もし「遅い」と感じる場所があっても、Wi-Fiを併用すれば快適に使えます。

屋内でのつながりやすさが気になる方は、自宅にWi-Fiを用意しておくのがおすすめです。 鉄筋の建物ほど電波が弱くなりやすいため、Wi-Fiにつないでおけば、通話もインターネットも安定します。

自宅でよく電話やインターネットを使う方ほど、Wi-Fiとの併用で不安が小さくなります。 エリアの確認と、Wi-Fiの準備、この2つを乗り換え前にしておくと安心です。

なお、電波の状況は年々変わります。 楽天モバイルは新しい設備を増やしてエリアを広げているため、今つながりにくい場所でも、時間がたつと改善することがあります。

反対に、契約する時点でのつながりやすさが大切なので、乗り換え前の確認は欠かせません。 最新のエリア情報は、公式のサービスエリアマップでこまめに確認しましょう。

シニア向けの注意点:「知り合いがつながらないと言っていた」という話だけで判断するのは早計です。 同じ市内でも場所によって電波は変わります。 ご自身の生活圏を地図で確認し、それでも不安な時は、「自宅・生活圏で電波を確認する方法」で実際の電波を確かめてみてください。

⑥自宅・生活圏で電波を確認する方法

結論から言うと、電波を確かめる一番確実な方法は、契約する前に「エリアマップで確認する」、契約後は「実際に使ってみて確認する」の2段構えです。 手順はどれも難しくありません。 順番に確認していきましょう。

まず、契約前にできる確認です。 次の手順で、生活圏がエリアに入っているかを調べられます。

  1. 楽天モバイル公式のサービスエリアマップを開く
  2. 自宅や職場などの住所を入力するか、地図を動かして場所を合わせる
  3. その場所が対応エリアの色になっているかを確認する
  4. 自宅・寝室・職場・よく行く場所など、複数の地点で同じように確認する

地図の見方も知っておくと確認がはかどります。 サービスエリアマップでは、対応している場所が色分けで表示されます。 濃い色は自社の楽天回線、別の色はパートナー回線、というように、回線ごとに色が違うことがあります。

細かい色の意味は地図の凡例(説明)に書かれているので、あわせて確認しましょう。 判断に迷ったら、店舗や電話の窓口で「この住所は使えますか」と尋ねるのも確実な方法です。

次に、契約後にできる確認です。 乗り換えの手続きには、一定の期間内であれば契約を見直せる仕組み(初期契約解除など)が設けられていることがあります。

そのため、開通したらすぐに、普段よく使う場所で実際の電波を確かめておくと安心です。 確認のポイントは次の通りです。

もし電波が弱いと感じた時は、いくつか試せることがあります。
1つ目は、スマホを一度再起動することです。
2つ目は、窓際など電波の入りやすい場所へ移動することです。

3つ目は、自宅にWi-Fiがあればつないでおくことで、通話もインターネットもWi-Fi経由で安定しやすくなります。 これらを試しても改善しない場所が生活の中心にある場合は、無理をせず窓口へ相談しましょう。

もし電波が弱い場所が見つかったら、慌てずに、そこがどのくらい大切な場所かを考えます。 ときどき立ち寄る程度なら大きな問題になりにくいですが、自宅や職場で常につながりにくい場合は、見直しの仕組みが使えるうちに楽天モバイルの窓口へ相談しましょう。 適用される条件や期間は変わることがあるため、必ず楽天モバイル公式サイトの案内でご確認のうえ、早めに相談してください。

契約する前に、身近な人に聞いてみるのも良い方法です。 ご家族や近所の方に楽天モバイルを使っている人がいれば、自宅や近所での電波の様子を教えてもらえます。

実際に使っている人の声は、地図だけでは分からない生活圏の感覚をつかむのに役立ちます。 ただし、同じ地域でも建物や部屋で差が出るため、あくまで参考として聞き、最終的にはご自身の生活圏で確かめるのが確実です。

相談の窓口は、電話・チャット・店舗のいずれも利用できます。 電波がつながりにくいと感じたら、いつ・どこで・どんなふうにつながりにくいかを、事前にメモしておくと、相談がスムーズです。

「自宅の寝室で電話が切れやすい」のように具体的に伝えると、窓口の担当者も状況をつかみやすくなります。1人で抱え込まず、気軽に相談してみてください。

確認をより確実にするコツもお伝えします。 エリアの表示は、同じ建物でも階や部屋の位置で変わることがあります。 マンションの高い階や、窓のない部屋では、地図上は対応エリアでも電波が弱く感じることがあります。

だからこそ、地図での確認と、実際にその場所で使ってみる確認の両方が大切です。 引っ越しの予定がある方は、新しい住まいの場所でも、事前に地図で確認しておくと安心です。

確認の結果をどう受け止めるかも大切です。 生活の中心となる自宅や職場でしっかりつながるなら、多少電波の弱い場所があっても、大きな不便にはなりにくいものです。

反対に、一番使う場所でつながりにくいなら、Wi-Fiの併用や、見直しの仕組みの利用を早めに考えましょう。 完璧を求めるより、自分の使い方に合っているかで判断するのが、失敗しないコツです。

シニア向けの注意点:電波の確認は、日中の明るい時間に、慌てず1か所ずつ行うのがおすすめです。 ご家族が近くにいれば、一緒に確認してもらうとより安心です。

「使ってみて合わなかったらどうしよう」と不安に思う必要はありません。 早めに確かめておけば、見直しの選択肢がある間に対応できます。

⑦向く人・向かない人+まとめ

結論から言うと、楽天モバイルは「毎月の料金を分かりやすくしたい人」「電話をよく使う人」「生活圏が対応エリアに入っている人」に向いています。 反対に、電波の弱い地域に住んでいて自宅にWi-Fiもない場合や、今のキャリアメールをどうしても変えたくない場合は、慎重に検討したほうが良いでしょう。

向いている人の特徴を、下の表にまとめました。 乗り換え前に、ご自身が当てはまるかを確認してみてください。

向いている人慎重に検討したい人
毎月の料金を分かりやすくしたい電波の弱い地域に住み、自宅にWi-Fiもない
電話(特に長電話)をよく使う今のキャリアメールを変えたくない
生活圏が対応エリアに入っているスマホの初期設定を1人で行うのが不安
楽天ポイントをよく使う店頭での対面サポートを最優先にしたい

向いている人について、もう少し詳しく見ていきます。 まず、毎月の料金を分かりやすくしたい方に向いています。 使った分で自動的に料金が決まるため、明細を細かく気にせずに済みます。

次に、電話をよく使う方です。 専用アプリからの国内通話が無料なので、長電話や固定電話への連絡が多いほど節約になります。

そして、生活圏が対応エリアに入っている方なら、料金の安さと通話無料の良さをそのまま受け取れます。 楽天のサービスをよく使う方は、ポイントの面でもお得になりやすいです。

一方で、慎重に検討したい方もいます。 電波の弱い地域に住み、自宅にWi-Fiもない方は、つながりやすさを十分に確かめてから決めるのが安心です。 今のキャリアメールをどうしても変えたくない方は、有料の持ち運びサービスを使うか、別のメールへの切り替えを検討する必要があります。

スマホの初期設定を1人で行うのが不安な方は、店舗で相談しながら進めると良いでしょう。 これらに当てはまる場合でも、対処法が分かっていれば、乗り換えられないわけではありません。

迷った時は、次の順番で考えると判断しやすくなります。 1つ目に、生活圏が対応エリアに入っているかを地図で確認します。 2つ目に、毎月のデータ量と通話の使い方から、料金が今より下がりそうかを見積もります。

3つ目に、キャリアメールや初期設定など、乗り換えで手間になる点に対処できそうかを考えます。 この3つがそろえば、乗り換えの準備は整っていると言えます。

ここまでお伝えしてきた通り、楽天モバイルは料金の分かりやすさと通話の無料化が大きな魅力です。 デメリットも、乗り換え前の確認と初期設定でほとんど対処できます。 上記でお伝えしたポイントを一つずつ確認し、ご自身の生活に合うかどうかで判断すれば、後悔の少ない選択ができます。

乗り換えを決めたら、いきなり全部を完璧にしようとせず、小さく始めるのがおすすめです。 まずは生活圏のエリア確認と、キャリアメールの登録先の見直しから始めれば、後の手続きは落ち着いて進められます。

手順が不安なら、お使いの携帯電話会社ごとの記事を見ながら、1つずつ確認して進めれば大丈夫です。 一度にやろうとせず、何日かに分けても構いません。

最後に、よくある不安にお答えします。 電話番号は変わらないので、周りに知らせ直す必要はありません。 電話帳や写真もそのまま使えます。

手続きがうまくいかなくても、その場で番号が使えなくなったり、余計な料金がかかったりすることはありません。 分からない時は、ご家族や窓口に相談すれば解決できます。 過度に心配せず、必要な確認だけ済ませて、無理のない範囲で進めていきましょう。

ご家族で一緒に乗り換えるのも良い方法です。 家族割が使えて料金がさらに下がるうえ、設定や操作を教え合えるので、1人で進めるより安心です。

特にスマホの操作に不安がある方は、家族と同じ携帯電話会社にしておくと、困った時にすぐ聞けます。 無理に勧める必要はありませんが、ご家族に相談してみる価値はあります。

ここまで読んで「自分に合いそうだ」と感じたら、まずはエリアの確認から始めてみてください。 合わないと感じたら、無理に乗り換える必要はありません。 大切なのは、正しい情報をもとに、自分の生活に合うかどうかを落ち着いて判断することです。

実際に乗り換えを進める時は、お使いの携帯電話会社ごとの手順記事と、乗り換えの仕組みをまとめた記事もあわせて参考にしてください。 初めてスマホを持つ方向けの記事もあります。 次の記事も参考にしてください。